PROGRAM

探究学習プログラム

中学校・高等学校向け探究学習
宮島探究プログラム

世界文化遺産「嚴島神社」を有する宮島の豊かな歴史と自然、そして地域文化を体感しながら、実践的なフィールドワーク形式の探究学習を提供します。『MIYAJIMA QUEST 宮島探究プログラム』は、単なる観光に留まらず、「あるく、みる、きく」という民俗学の現地調査手法に、スマートフォンやタブレットを活用した「探究ミッション抽選」を組み込むことにより、偶然の発見とエンターテインメント性をプラス。さらに、ワークショップで宮島の課題解決アイデアを考えて発表することで、従来の修学旅行や校外学習では味わえなかった、主体的な学びとグループ学習の楽しさを体験できます。

プログラム概要チラシ(PDF)はこちら

プログラム内容

本プログラムでは、「旅マエ(事前学習)」「旅ナカ(現地学習)」「旅アト(事後学習)」の三段階にわたる探究学習を通じて、生徒一人ひとりの「探究する力」を育みます。

旅マエ

事前学習では、プログラム導入動画(YouTube限定公開)を視聴し、宮島探究プログラムの目的や流れを理解します。動画の視聴後は、「宮島探究マップ」を確認し、「CHECK1」から「CHECK17」までの探究ポイントの中から、フィールドワークで訪問するチェックポイントと訪問ルートを決定します。また、選んだチェックポイントについて、事前調査を行うことで、現地学習をより充実したものにできます。

旅ナカ

現地学習では、デジタルツールとリアルな体験を組み合わせた、新しいフィールドワークを実践します。
●探究ミッション抽選×フィールドワーク
「あるく、みる、きく」という民俗学の現地調査手法に加え、スマートフォンやタブレットを活用した「探究ミッション抽選」を導入。偶然の発見を促し、学びにエンターテインメント性をプラスしました。
●ワークショップで課題解決アイデアを発表
フィールドワーク終了後は、教育ファシリテーターが進行するワークショップにて、宮島の課題解決アイデアを考え、発表します。現地での気づきを整理し、「かんがえる」プロセスを経ることで、生徒たちの「探究する力」をさらに伸ばします。

旅アト

事後学習では、現地でのフィールドワークやワークショップを通じて培った「探究する力」を、学校での「総合的な探究の時間」などで活用できます。また、事後学習を支援するオンライン講演等のサポートも、別途予算にてご提供可能です。

プログラム料金

生徒一人当たり(税込み・会場代別)

30名~99名5,500円
100名~199名4,400円
200名~300名3,300円

料金に含まれる内容は以下の通りです。

旅マエ(事前学習)

  • プログラム導入動画(YouTube)
  • 宮島探究マップ(PDF)

旅ナカ(現地学習)

  • ワークショップ運営(講師派遣)
  • ワークシート(PDF、Webフォーム)
  • フィールドワーク支援(LINEオープンチャット等)

旅アト(事後学習)

  • ワークシート(PDF、Webフォーム)
  • オンライン講演等で支援可能(別途予算)

講師

教育ファシリテーター
株式会社ジブンノオト 代表取締役 / キャリア教育デザイナー

大野圭司

教育ファシリテーター大野圭司
教育ファシリテーター大野圭司

教育を仕事にする。

高齢化率日本一の町に可能性を見い出し、15歳で「島おこし」を志す。中三の日記に「結婚するぐらいになって帰って来て事業をおこす」と書いたことを思い出し、26歳で東京からUターン。30歳の時、母校の廃校を悔やむが、若者のUターンを増やすためには、地域志向の学校教育が必要だと感じ学校ボランティアへ登録。31歳から、周防大島町立東和中学校で地域をベースにしたキャリア教育を開始。35歳で株式会社ジブンノオトを設立し教育を仕事にする。これまで、山口・広島・岡山を中心に15,000人以上の小中高生・大学生にキャリア教育を実践。

役職

  • 文部科学省アントレプレナーシップ推進大使
  • 経済産業省「J-Startup WEST 」選定企業
  • 宮島水族館SDGsプログラム ファシリテーター
  • 広島県立佐伯高等学校 探究アドバイザー
  • 一般社団法人周防大島観光協会 理事